【新刊】書籍発売のお知らせ
サービス業におけるISOマネジメントシステムの導入は、単なる認証取得にとどまらず、企業の信頼性向上や市場競争力の強化に不可欠な施策です。本書 「~マーケット・クライアントの信頼を高めるマネジメントシステム~ サービス業のISO」 では、ISO規格がサービス業の実務にどのように適用され、企業価値向上に貢献するのかを実践的に解説します。
近年、投資家や金融機関はISO認証を企業のガバナンスやリスク管理の指標として注目しており、特にISO 9001(品質マネジメント)は業務品質の保証、ISO 14001(環境マネジメント)やISO 45001(労働安全衛生マネジメント)はESG(環境・社会・ガバナンス)投資の観点からも重視されています。また、クライアント(顧客・発注者・消費者)もISO取得企業を信頼できる存在と認識し、取引条件にISO認証を求めるケースが増えています。
本書では、「設計」「環境側面」「危険源」「気候変動」の4つのテーマを軸に、ISOマネジメントシステムの活用法を具体的に解説。例えば、金融機関の新商品設計におけるISO 9001の活用、医療機関の感染リスク管理でのISO 45001適用、ホテル業でのISO 14001の環境管理事例など、実践的な事例を紹介します。
また、「ISOは製造業向けの規格」という誤解を払拭し、サービス業にも有効であることを示します。ISOを業務プロセスに統合することで、業務効率向上、リスク低減、顧客満足度の向上を実現する方法を詳しく説明。
「ISOの導入はコストがかかるだけ」と考えている経営者や担当者に向け、ISOが業務改善や競争力向上にどのように寄与するのかを明確に伝える知見とヒントを提供する内容です。
著者プロフィール
経営コンサルタント 1968年生まれ、1993年東海大学大学院博士課程前期修了(海洋工学専攻)。 高圧ガス保安協会、日本能率協会コンサルティング、Det Norske Veritas(現 DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社)等を経て、2004年にロジカル・コミュニケーションを設立し独立。 コンサルティング、マネジメントシステム監査は1000社を超え、製造業、サービス業の業務改善指導、FCチェーンの管理職教育を多数手がけている。 専門分野は、業務改善、経営戦略、リスクマネジメント、不祥事分析、品質保証、マネジメントシステム監査、ロジカルシンキング。 主な著書に『不祥事を止めるISO 思考』(光文社)、『仕組みが無くてダメな会社仕組みがあってもダメな会社』(日刊工業新聞社)、『ちょロジ~ニュースから学ぶ7 つの思考法~』(パブラボ)、『ISOの復権 マネジメントシステム認証制度が社会的価値を持つために必要なこと』(ブイツーソリューション)、『できるビジネスマンのマネジメント本』(玄武書房)など。
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出版者記号:909993(日本図書コード)
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