POD出版(プリント・オン・デマンド出版/POD印刷)は、必要なときに必要な部数を印刷する出版方式で、初期コストを抑えた柔軟な出版方法として注目を集めています。
令和出版では、POD出版を通じて、著者が自由に自分の本を発信できる環境を提供し、多くの人に自分の作品を届けるサポートを行っています。
令和出版では、POD印刷(プリント・オン・デマンド)を活用した書籍出版を通じて、紙の書籍と電子書籍を国内外の読者にお届けしています。
弊社で出版された書籍は、Amazonをはじめ、楽天ブックス、三省堂書店オンラインやジュンク堂オンラインストア(※)など、幅広いオンライン書店で販売が可能です。
読者は全国どこからでも簡単にアクセスし、作品を購入することができます。
令和出版のPOD出版では、注文が入るたびに印刷が行われるため、初期費用が抑えられ、在庫リスクがほぼゼロに近い形で出版が可能です。
下記の日本国内の主要オンライン書店での、幅広い流通により、特定のテーマに関心のある読者層に効率的にリーチできます。
※ 条件等によりAmazonのみになる場合もあります。
POD出版の印刷の流れ
Amazonでは、POD印刷で出版された出版の書籍も通常の在庫書籍と同じタイミングで発送されます。プライム会員であれば、注文の翌日に紙の本が手元に届くことも可能です。POD出版では、Amazonで注文が入ると、その場で必要な部数が印刷され、製本後すぐに出荷される仕組みになっています。これにより、在庫リスクを抑えながらも、一般の出版物と変わらないスピードで読者に本を届けることができます。
ISBNコードを付けて出版することで、その書籍は国際標準のコードに基づく「公式な出版物」として認められます。ISBNコードが付与されることで、書籍は図書館や書店が利用するデータベースに登録しやすくなり、検索や管理が容易になります。そのため、図書館や公共施設にも寄贈しやすく、より多くの読者に届く機会が広がります。
ISBNコード付きの書籍は、日本の国会図書館に納本され、国家として記録・保存されます。これにより、著者の作品は国内の文化資産として位置づけられ、長期にわたって保存されます。
納本した書籍は、NDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)にて確認可能です。
書籍は、公共図書館や大学図書館へも寄贈が可能です。多くの読者がアクセスできる場所に作品が置かれることで、教育や研究の場での利用が広がり、著者としての知名度が向上します。
特に、専門書や学術書は多くの読者に重宝されるため、寄贈の効果が大きいでしょう。
地域の図書館や文化施設、コミュニティセンターへや著者にゆかりのある施設への寄贈も可能です。
地元の読者や特定の関心を持つ層に作品を届けられるため、親近感を持ってもらいやすく、著者と地域社会をつなぐ役割も果たします。
POD出版(プリント・オン・デマンド出版)は、必要な分だけ印刷する仕組みのため、初期費用が抑えられ、在庫リスクがほとんどありません。このため、特に以下のような書籍に適しています。
自費出版を価格の面で諦めた方にも、POD出版は大きな可能性を提供します。POD出版は、注文が入った分だけ印刷する仕組みのため、大量印刷の費用や在庫管理のコストが不要で、少ない初期投資で出版を始められるのが特長です。POD出版では、1冊からでも印刷可能なため、大量部数を印刷する従来の自費出版に比べて、予算に応じた柔軟な出版が可能です。
特定の読者層に向けた書籍を出版する場合、PODはリスクを抑えつつ少部数から気軽に出版できます。小規模のマーケットにアプローチしたい方にとって理想的な方法です。
専門書やマニアックな内容の本は、特定の興味を持つ少数の読者をターゲットにするため、PODが適しています。医療やビジネス、趣味関連など、必要な分だけ印刷できるため、売れ残りのリスクを減らせます。
時事問題や流行をテーマにした書籍は、タイムリーな販売が重要です。PODなら注文に応じて即座に印刷・販売できるため、流行やイベントに合わせて素早く市場に出せます。例えば、「ChatGPTやAIツールの使い方」に関する書籍は、POD出版に非常に適しています。AI技術は日々進化し、新しい機能や活用方法が次々に登場しているため、タイムリーに情報を届けることが重要です。こうしたトレンドを捉えた書籍をPODで提供すれば、著者にとっても読者にとっても、旬の情報を素早く手に取れるというメリットがあり、人気のテーマを逃さず発信できるでしょう。
POD出版では、イラスト集や写真集などのビジュアル重視の書籍も少部数から高品質で印刷できるため、アーティストにとっては便利なツールとなります。特に、完成された本としての形で作品を持参できるため、ポートフォリオとしての価値も高まります。また、POD出版なら、必要な分だけ印刷できるので、イベントや個展での配布や販売用にも柔軟に対応できます。(著者向けの卸売の優待販売あり)
日本に滞在する外国人や旅行者向けに日本語を学びたい海外の方や日本の観光地や文化を紹介する書籍もPODに適しています。ニッチな需要に対応し、少部数から販売できるため、特定の言語や学習ニーズに合わせた書籍が効率的に提供できます。
シリーズ化を予定している短編や連載型の本も、POD出版が適しています。テーマごとに少量を定期的に販売することで、コストを抑えながらシリーズを続けやすくなります。POD出版は、このように特定のテーマや読者層に向けた出版に適しており、初めての方でも少ないリスクで本を出版する方法として注目されています。
POD出版(プリント・オン・デマンド出版)は、必要なときに必要な部数を印刷する出版方式で、初期コストを抑えた柔軟な出版方法として注目を集めています。
メリットについて
デメリットについて
紙の本のサイズや種類について
本のサイズは8種類A4判/A4スクエア判/レター判/B5判/A5判/四六判/B6判/新書判
本文は、24ページから最大828ページまで対応可能。最大ページ数は本文用紙や印刷方式により異なります。
本文用紙はモノクロ、カラー両方の印刷が可能です。1冊の中で両方混在することも可能です。
カラーとモノクロで印刷代金が異なります。(通常の印刷と同様にカラーの方が高いです)
製本は小説や文庫本、雑誌などによく使われているタイプの並製本(ソフトカバー)での対応となり、中綴じ(中央を針金で留める製本)や上製本(ハードカバー)はご利用いただけません。
表紙はカラー印刷。PP加工はグロスまたはマットから選べます。カバーや帯には対応していません。表紙の裏側の裏表紙の裏側の印刷は不可。
モノクロ印刷の場合、本文用紙はクリーム系かホワイト系から選べます。カラーページが含まれる場合、本文用紙はホワイト系のツルツルした用紙です。
POD出版でAmazonで販売する場合、コンテンツガイドラインについても知っておく必要があります。ガイドラインに沿わない内容や、不適切と判断された書籍は販売停止になることもあります。
ヘイトスピーチやテロを賛美するもの、わいせつな内容、児童ポルノなどの不適切なコンテンツは販売されません。また、読者が不快に感じる可能性のある内容も慎重に審査され、販売の可否が決まります。
著作権や商標など、権利を侵害するコンテンツは取り扱えません。Webから無料で入手できる著作権で保護されているコンテンツは、著作権者からの正式な許可がない限り、Amazonでは販売できません。
読者が誤解する内容や、満足度の低いコンテンツも禁止されています。特に、タイトルや内容が正確に内容を反映していない本は、読者の満足度を損ねる可能性があるため、販売停止になることもあります。
別のオリジナル作品を基にしたガイドブックや参考書、要約本には、読者が混乱しないよう、タイトルや表紙に「要約」や「ワークブック」などの明確な表示が必要です。オリジナルの著者名を記載する場合は、「<著者名>の本のガイド」といった形で、分かりやすくする必要があります。
著作権が切れてパブリックドメインになっているコンテンツは販売できます。ただし、Amazonでは、お客様が快適にお買い物できるよう、同じパブリックドメインの本が複数ある場合は、無料版があるものだけを提供しています。パブリックドメインであることを確認するために、証明書類をお願いする場合があります。
JASRAC を含む、著作権等管理事業者の管理楽曲の楽譜・歌詞を含むコンテンツは、現在 Kindle ストアで販売することはできません。
著作権が管理されていないオリジナルの未発表音源や楽曲の楽譜であれば、Kindleストアで販売可能です。
Amazonでは、オリジナル作品を基にした要約本やワークブックなどのガイドブックを出版する際、読者が混乱しないよう、以下の条件を守る必要があります。
タイトルと表紙について
著者名の表示について
カテゴリの指定について
著作権の遵守について