執筆する作家さん向けの初心者向けのWordの使い方コラムです。
原稿を書くとき、「この漢字にはふりがなを付けたいな」と思うこと、ありませんか?
Wordには簡単にルビ(ふりがな)を振る機能があります。
今回は、執筆者に向けて「Wordでルビを振る方法」を分かりやすく解説します。
ルビとは?
ルビとは、漢字や難しい言葉にふりがなを付けることです。
たとえば、
東京都(とうきょうと)
このように、小さく読み仮名が振られている状態です。
特に小説やエッセイなど、読者に優しい表現を心がけるときに役立ちます。
Wordでルビを振る基本操作
① ルビを振りたい文字を選択する
例:
ルビを振りたい文字を「(例)屋根裏」をドラッグして選択します。
② 「ホーム」タブから「ルビ」を選ぶ
- 上部メニューから 「ホーム」タブ をクリック
- 「フォント」グループの中にある 「ルビ(|あ|)」ボタン をクリック
③ ルビを入力・設定する
「ルビ」ダイアログボックスが表示されます。
- 読み仮名は自動入力されることもありますが、誤りがあれば自分で修正します。
- 必要に応じて、
- 配置(中央・左・右揃え)
- ふりがなのサイズ
- 文字との間隔 なども調整可能です。
④ 「OK」を押して確定
以上で完了です。
Wordのルビを一括で振る方法
原稿中にある漢字の複数箇所にルビをまとめて一括で振りたい場合は下記のように設定すると便利です。
まとめて選択してからルビを付ける機能があるのでそれを利用します。
- ルビを振りたい文章や段落を選択
- 「ホーム」→「ルビ」
- まとめてルビが付きます(間違っていたら手動で修正します)
ルビを消す方法
ルビを消したくなったら、以下の手順です。
- ルビを削除したい文字列を選択
- 「ホーム」→「ルビ」をクリック
- 「ルビ」ダイアログで「ルビなし」に変更し、「OK」
これでルビがスッキリ消えます。
Wordのルビ機能はクリックするだけなので簡単です。アイコンが小さいので見落としやすいですが使いこなすと、原稿執筆がもっとスムーズになります。