※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
【お知らせ】令和出版では現在、諸般の事情によりハードカバー(上製本)絵本の出版のご依頼を受け付けておりません。絵本づくりをご検討中の方は、オリジナル絵本が作れるサービスをご覧ください。
「絵本を出版してみたいけれど、なにからはじめていいかわからない。そもそもどれだけの費用がかかるんだろう?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
絵本の出版は、目的や予算に応じてさまざまな方法があります。本記事では、予算や目的に応じた最適な出版方法を詳しく解説します。初心者でも自分に合った選択肢を見つけやすいよう、具体的な事例や費用感を交えながらご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
絵本づくりは、「出版して販売したい」のか「記念に1冊作りたい」のかによって、選ぶ方法が大きく変わります。
- 出版して販売したい場合:ISBNの取得や、書店・Amazonなどでの販売を視野に入れた方法(電子書籍、POD、自費出版サービスなど)が候補にあがります。
- 記念やプレゼント用に1冊作りたい場合:販売を前提としないため、少部数で手軽に作れるオリジナル絵本のサービスなども候補にあがります(記事後半のオリジナル絵本が作れるサービスで紹介しています)。
本記事では、こうした目的の違いもふまえて、予算別・目的別に絵本の出版方法を紹介します。
目次
Toggle絵本を出版する前に考えるべきことは2つ、予算と目的
自分が出版にかけられる費用を考える
出版にかけられる予算を事前に確認することも重要です。自費出版における絵本の制作費用は、選ぶ形式やこだわりの度合いによって幅があります。初期費用を抑えたい場合は電子書籍を、こだわりたい場合は絵本に特化した出版社や印刷会社を選びましょう。
絵本をだしたいのはなぜ?目的を明確にする
次に絵本を出版する目的をはっきりさせましょう。例えば、次のようにさまざまな目的が考えられます。
- 売上による利益を目指す
- 家族のための記念品として形に残したい
- イラストを描いたり文章を作るのが好きで絵本として形に残したい
- 教育や啓発を目的とした出版
予算や目的によって、どこでどんな風に絵本を出版できるのかが異なってきます。
自分がどうして絵本を出版したいのか、どのような読者に届けたいかを明確にすることが、絵本を出版するまでの近道です。
予算別:絵本出版の選択肢
まずは予算別に絵本出版の選択肢を考えていきましょう。
低予算(〜3万円程度)
低予算で絵本を出版する場合、電子書籍やPODの利用が候補にあがります。
ただしPODや小ロット印刷では、印刷業者が用意した標準的な用紙から選ぶことが一般的です。絵本では丈夫さや紙の厚みが重要ですが、低予算の印刷では厚紙や特殊な表面加工が選べないことが多いです。PODは注文があった分だけ印刷する仕組みで、在庫リスクを避けながら紙の絵本を提供できます。特に初めて出版に挑戦する方や、費用を抑えたい方に向いています。
注意:小さな子どもに向けた絵本にしたいなら、丈夫で破れにくい紙、耐水性や汚れに強い加工がしてある紙、子どもが紙を口に入れても問題ないような安全性に配慮した紙を用いなければなりません。そのため、小さな子供向けの絵本を低予算で自費出版するのは難しいと考えてください。
一方で大人向けの絵本や、タブレットなどで表示させることを想定した絵本であれば、電子書籍はAmazon Kindleや楽天Koboで手軽に始められ、初期費用がほぼゼロです。
中予算(1万円〜20万円程度)
中予算の場合は、小ロット印刷や自費出版サポートサービスを活用できます。小ロット印刷は、少部数でも高品質な絵本を制作可能で、家族やコミュニティでのイベントやプレゼント用に適しています。
高予算(50万〜300万円前後)
高予算をかけられる場合は、フルサポートの自費出版や商業出版を目指すことが可能です。高品質な印刷や特殊加工を施し、書店流通やプロモーションも積極的に依頼できます。
なぜ50万〜300万円とこれだけの費用相場の開きがあるかというと、絵本はフルカラー印刷が基本で、用紙の種類や加工(マット加工、UVコーティングなど)によって費用が変わるためです。また、部数が増えると1冊あたりの単価は下がりますが、初期費用は高くなります。たくさん冊数を刷っても絵本が売れなければ、在庫を抱えてしまう可能性もあります。
目的別:絵本を出版するための選択肢
絵本を出版して売上や収益を得たい
絵本の出版で収益化を目指す場合、予算が少なければ電子書籍がおすすめです。
ただし現実的にはどれだけ良い本を作っても手に取ってもらえるかという認知度が大切なため、そもそもイラストレーターとして活躍していたり、SNSでのフォロワーが多数いるなどのアドバンテージがないと難しいでしょう。
記念品やプレゼント用として絵本を作りたい
家族や友人に贈る記念品としての絵本には、小ロット印刷やPODが最適です。少部数でもコストを抑えながら、こだわった本を作ることができます。イベントや特定の場面で配布する場合にも適しています。イラストは自分で描いたり、表紙デザインや紙面をレイアウトする技術が必要になります。
ただし、もしあなたが制作した絵本を図書館や書店に置いてもらいたい場合は、原則書籍にISBNをつける必要があります。ISBNについては「ISBNとは?コードの意味や取得方法、書籍JANコードの違いをやさしく解説 」 の記事で詳しく解説しています。
自分の作品を世界に届けたい(コンクールやクラウドファンディング)
絵本コンテストや絵本コンクールは、出版社や団体が主催する作品公募イベントで、入賞作品が出版されるチャンスを得られるものです。
プロの審査員による評価を受けられるため、作家としてのステップアップにも最適です。受賞後に書籍化が決定しても基本的には商業出版となるため、出版するための費用もかかりません。
日本国内でも毎年公募があるため「絵本 コンテスト」で検索してみてください。これらのコンテストは、出版の直接的な足がかりとなるため、自費出版が難しい人や商業出版を目指す人におすすめの方法です。
ほかにも絵本の制作に必要な印刷費やデザイン費を事前に調達する方法としてクラウドファンディングも挙げられます。
オリジナル絵本が作れるサービス
令和出版では現在、ハードカバー(上製本)絵本のご依頼を受け付けていません。ここでは、自分の作品を絵本として出版したい方向けの自費出版サービスと、記念やプレゼント用のオリジナル絵本が作れるサービスを紹介します。料金や仕様は変わることがあるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
自分で描いた絵本を出版したいなら「小学館スクウェア」
小学館スクウェア 出版事業部の自費出版サービスです。写真集や画集、絵本などを長年手がけてきた編集者とデザイナーが、お客さまと一緒に一冊の本に仕上げてくれます。自分で描いた絵やお話を、しっかりした絵本として形にしたい方に向いています。
本格的な絵本を自費出版したいなら「パレードブックス」
株式会社パレードが運営する自費出版サービスです。絵本・写真集向けのプランがあり、絵本・児童書の出版実績も公式サイトで紹介されています。製本の仕様や料金は、公式サイトの見積もりや問い合わせで確認できます。
子どもが主人公になる絵本を贈りたいなら「えほんインク」
お子さまが主人公になる、世界に一つだけのオリジナル絵本を作れるサービスです。自分で絵やお話を用意しなくても作れるため、誕生日や記念日のプレゼントにぴったりです。
名前入りの絵本を手軽に作りたいなら「TinkerTale(ティンカーテイル)」
贈る相手のお名前が入るオリジナル絵本のサービスです。用意されたストーリーにお名前を入れるだけで、特別な1冊ができあがります。出産祝いや誕生日、クリスマスのギフトにもおすすめです。
絵本を自費出版する前に誰に届けたいかを考えよう
絵本を出版する際には、目的と予算を明確にすることが大切です。低予算でも始められる電子書籍や、高品質で商業的な成功を目指すフルサポート出版まで、選択肢は多岐にわたります。自分に合った方法を選んで絵本の出版を実現させましょう!