【初心者向け】本の原稿の書き方・構成の練り方 ~執筆を始める前に決めておくべき7つの項目~

【初心者向け】本の原稿の書き方・構成の練り方 ~執筆を始める前に決めておくべき7つの項目~

「書きたいテーマはある。タイトルもなんとなく決まっている。なのに、いざ白い画面を前にすると指が止まってしまう」

「本を出したい、まずは企画書や概要からと思ったけど筆が進まない」

こんな経験はありませんか?

実は、書き始められないのはあなたの才能ややる気の問題ではありません。足りないのは、伝えたいことを形にするための「具体的な設計図」だけです。

この記事では初心者向けに、いまあるアイデアを、読者に届く一冊にするためのステップを解説します。

「なんとなく伝えたい思い」を「本の柱」に変える7つの項目

記事や本の成否は、本文を書く前の「土台作り」で8割決まります。まずは頭の中にある断片的なイメージを、誰にでも伝わる形に整理していきましょう。

令和出版ではこれから本を執筆するお客さまに向けて、本のテーマや概要を整理するテンプレートシートをお渡ししています。

次の項目はこのシートにも記載がある内容です。ここでは一部を紹介します。

  • 書籍のタイトル
  • 出版の目的
  • ベンチマークしている企業や本について
  • ターゲット(誰に向けて書くのか、主な年齢層・性別など)
  • 読者に書籍を通して伝えたいこと
  • 読者が本を読んで得られる内容(どんな悩みから解放され、どんなメリットがあるか)
  • 書籍の構成案(はじめに・目次・本文《複数の章》・おわりに)

まずは紙でもEXCELでも大丈夫です。思いつかないものは飛ばして、筆を進めやすいところから着手してみてください。

そして一度すべての項目を埋めてみましょう。仮で大丈夫です。

それぞれの項目を通しで見て、矛盾が起きていないかをチェックする

特に気をつけて見てほしい点は「一貫性」です。本を通して伝えたいメッセージに一貫性がないと、読者は「誰に向けての本なんだろう」と本を手に取ることをやめてしまいます。本を読んでいても言っていることがチグハグだと、「あれ、さっきと言ってることが違うな?」と違和感を抱き、離脱してしまいます。

特に本や長編の記事を書く際、最初(導入)と最後(結論)で言っていることがブレないようにするのは、執筆において最も重要で、かつ最も難しい作業です。

だめな例:ターゲットを「初心者」に設定したのに、内容が「専門的すぎる」

ありがちなのが、ターゲットを「初心者」に設定したのに、内容が「専門的すぎる」パターンです。専門用語を説明なしに使ったり、前提知識が必要な高度なテクニックをいきなり紹介したりしていないかをチェックしてみてください。初心者向けであるなら、中学生が読んでも理解できる言葉で本を書き進めるべきです。

だめな例:本のテーマからずれた内容がある

次に陥りやすいのが、執筆が進むにつれて、「これも伝えたい!」「あのエピソードも面白い!」と枝葉が広がってしまうことです。

たとえば、「短時間で成果を出す方法」を書いているはずなのに、途中で「じっくり時間をかけて基礎を固める大切さ」を延々と語り始めてしまったら、読者は「はやく成果を出したいのに」と思ってしまいますよね。その章やエピソードをバッサリ削ったとして、本全体の結論やメッセージに影響が出るのか考えてみてください。もし出ないなら、それは「脱線」です。

もちろん伝えたいことがたくさんあることは悪いことではありません。短くできるならコラムにしたり、最後のあとがきに入れることもできます。次の本のテーマにしてもいいですね。

だめな例:自分が伝えたいことと読者のメリットの整合性がとれない

小説などのエンタテイメント以外の本の読者の多くが「悩みを解決する」ために本を読んでいます。

冒頭やはじめにで投げかけた問いや問題提起に対して、すべての章を読み終えたときに「答え」が出揃っているかをしっかりチェックしましょう。

執筆を進める前に意識したいことをメモしておく

本のテーマや概要を整理し、矛盾がなくなったらさっそく執筆を進めてみましょう。

執筆を進めていくと誰でも最初の「本の柱」からずれてしまいがちになるため、「ここは気をつけたいな」ということはメモしておいて執筆をするときはいつもチェックするのがおすすめです。

この項目は人によって異なるため、次に紹介する内容は1つの例として参考してみてください。

項目 意識すべきポイント 具体的なアクション
用語の整理 読者の脱落防止 中学生でもわかる補足を加える
エピソード 説得力と信頼 失敗談や具体的なシーンを盛り込む
言い訳対策 読了の促進 読者の「やらない理由」に先回りして回答する
自社ツール 宣伝感の払拭 あとがき等で「理想の実現手段」として紹介
執筆順序 停滞の回避 「はじめに」にこだわらず、書きやすい章から進める
柔軟な変更 質の向上 軸がぶれなければ、章タイトルの変更はOK

材料が揃っていれば自然と書き進められるようになるので大丈夫!

一冊の本を書き上げる道のりは、決して平坦ではありません。数万文字という原稿を前に、「本当にこれでいいのだろうか」「伝えたいことがまとまらない」と、筆が止まってしまうこともあるでしょう。たった一人で最後まで書き切るのは、とても大変な作業です。途中で「何を書きたいのかよくわからなくなってきた。やっぱりもう辞めたい」と、本を書くのをストップしてしまう人も少なくありません。

そんなときはこの記事で紹介した項目やメモを見返してみてください。きっと本を書きたいと思ったエピソードややる気がきっかけになって、また書き進められるようになると思います。

直接だれかに相談したいと感じたときは、ぜひ私たち令和出版にもお声がけください。令和出版では自費出版のご相談や概算のお見積もりを完全無料で承っています。

構成のご相談や誤字脱字チェックなどが含まれたおまかせプランもありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。希望の予算内でのご対応も可能です。

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記事の著者:田中 千夏(編集)

文学部卒業。アルバイトとして観光雑誌の編集に携わったのをきっかけに、以降15年以上にわたり編集業務に従事。大学卒業後はWeb制作会社にて、ライティングやデザインといった編集業務を担当。大手企業の企画編集経験を経て、現在は令和出版にて編集部門にて企画・制作進行管理と実務編集を兼任。

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