参考文献の基本的な書き方を例とともに紹介

参考文献の基本的な書き方を例とともに紹介

レポート、論文、小説など、執筆活動をしていれば必要になる「参考文献」の書き方。一度書いたことがあっても忘れてしまいがちですよね。

そもそも参考文献とは、自分の主張を裏付けるために引用・参照した既存の書籍や論文、Web資料などのことを指します。そして参考先を正しく記載することは、自身の文章に客観的な裏付けを与えることにもなります。

参考文献の書き方はひとつではない

例えば大学のレポートや論文であれば、所属する大学や学会が指定する独自のフォーマットに従うのがルールです。一方でビジネス書や一般向けの書籍であれば、読者が後からその本を探し出せるよう、利便性を重視したスタイルが好まれます。

代表的な方式としては、下記で紹介しているAPA方式、SIST方式のほかにも「MLA方式」「バンクーバー方式」といったスタイルがあります。

これらの学術的なスタイルがある一方で、一般向けのビジネス書や実用書ではこれらをベースにしつつ、より読者が読みやすいように「出版社独自のハウスルール」で調整することが一般的です。

方式名 策定団体(定めたところ) 主な対象分野
APA方式 アメリカ心理学会
(American Psychological Association)
心理学、社会学、教育学
SIST(シスト)方式 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
Standards for Information of Science and Technology
科学技術

参考文献を記載するときに必要な項目と記載例

多くの本では奥付の前に参考文献として記載されるケースが多いです。独自のフォーマットがない場合でも、複数の参考文献がある場合は「項目の順番を統一」しましょう。

主な項目一覧

  • 著者名
  • 書名
  • 出版社
  • 出版年

参考元が”書籍”の場合の記載例

記憶野 紡『記憶のスケッチブック』令和出版(2026年)

著者名 書名 出版社 (出版年)

記憶野 紡『記憶のスケッチブック』(第2版、令和出版、2026年)

著者名 書名(版次、出版社、出版年)

参考元が”論文”の場合の記載例

記憶野 紡. AIを活用したツールの現状と課題. ◯◯会論文誌. 2025, Vol.66, No.4, p.102-115.
著者名. 論文タイトル. 掲載誌名. 出版年, 巻, 号, 掲載ページ.

参考元が”Webページ”の場合の記載例

記憶野 紡.”記憶のスケッチブックのことを振り返る”. 記憶野のまばら.https://example.com/,(参照日 2026-04-15).
著者者または組織名. “ページタイトル”. サイト名.  URL, (参照日).

参考・参照・引用・転載で参考文献の書き方は異なる

ここでは参考文献の書き方と例を紹介しましたが、厳密に言えば参考元の文章やデータをどう掲載するか、つまり「参考・参照・引用・転載」のどれにあたるかによって書き方のルールが異なります(本文中の記載を含む)。令和出版では著者様の作品にあわせて参考文献の書き方を提案させていただいています。

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記事の著者:田中 千夏(編集)

文学部卒業。アルバイトとして観光雑誌の編集に携わったのをきっかけに、以降15年以上にわたり編集業務に従事。大学卒業後はWeb制作会社にて、ライティングやデザインといった編集業務を担当。大手企業の企画編集経験を経て、現在は令和出版にて編集部門にて企画・制作進行管理と実務編集を兼任。

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