ブログやYouTube、SNSでの情報発信が主流の今だからこそ、歯科医師が本を出版することには、他のメディアにはない大きなメリットがあります。この記事では、歯科医師の方が本を出版するべき理由と、忙しい中でも本が出版できる理由について具体的な方法を解説します。
理由1:専門家としての信頼性向上・強豪との差別化
ホームページやYouTubeなどのSNSで発信することは珍しくない時代になりました。しかし本の出版はどの歯科医院でもできることではありません。本を出版することはほかの歯科医院との差別かにもなりますし、専門分野としての知識をアピールできる機会にもなります。
また患者さんがどのクリニックにかかるかを考えたときに、信頼性としてプラスに作用するメリットもあります。
理由2:治療方針や施術方針が明確になる
書籍は、地域や年齢層といったターゲットを越え、広くアプローチできる強力なツールです。ウェブサイトやSNSでは伝えきれない、クリニックの治療方針や理念を深く、網羅的に伝えることができます。これにより、同じ価値観を持つ患者さんが「このクリニックに行きたい」と納得して来院するきっかけを作ります。
多くの患者さんは、自分の歯の状態や治療法について漠然とした不安を抱えています。書籍を通じて、治療の選択肢や治療プロセスをわかりやすく解説することで、患者さんの不安を解消し、来院前から信頼関係を築くことができます。また、一度信頼関係が構築されると、長期的な関係性につながり、リピーターや紹介患者が増えることにもつながります。
理由3:採用率や定着率の向上につながる
求職者は働く場所を選ぶ際にクリニックの理念や雰囲気を重視します。書籍には、院長先生の治療にかける想いや、クリニックのビジョンが凝縮されています。本の紹介文からもクリニックの雰囲気や働くイメージが伝わるでしょう。
とくに院長の人柄がわかるような表紙やテーマであれば、ミスマッチが防げ定着率の向上にもつながります。
忙しい中でも本を出版するには?
日々の診療記録やブログ記事は、断片的になりがちです。しかし、それらを一つのテーマに沿ってまとめ、構成し直すことで、知識や経験が体系化されます。これは、患者さんにとってはもちろん、歯科医師自身の知識の再整理にもつながり、新たな視点や気づきを生み出します。
またあなたがもしブログやSNSを利用しているのなら、これまで書き溜めたブログやSNSを本としてまとめなおすこともひとつの手段です。
ブログやSNSは特定の層には届きますが、書籍はより幅広い層に「手にとって読んでもらう」ことができます。特に、診療に不安を感じている患者さんや、これから歯医者を探そうとしている人にとって、書籍は信頼できる情報源となります。
論文や学会発表は、主に同業者向けのものです。しかし、それを一般の患者さん向けにわかりやすく再編集することで、専門家としての信頼性を損なうことなく、親しみやすい形で情報を発信できます。
ほかにもインタビューや取材を経て、思いや伝えたいテーマを本にすることも可能です。
本を出版してみたい歯科医師の方へ
令和出版は歯科医師の皆さんがすでに持っている「知識の資産」を、患者さんの心に響く一冊にするお手伝いをしています。
無料オンライン相談も受付中ですので、ご興味があるかたはぜひお気軽にご相談ください。