Kindle出版・自費出版が売れないのはなぜ?読まれる本・読まれない本の決定的な違い

Kindle出版・自費出版が売れないのはなぜ?読まれる本・読まれない本の決定的な違い

「心を込めて書いた本なのに、誰にも読まれない」 そんな経験をして、立ち止まってはいませんか?

毎日、家事や仕事の合間を縫って、ようやく書き上げた大切な1冊。ただ、Amazonでは日々たくさんの本が出版されています。そのため、どんなに想いが詰まった本でも、膨大な本の中に埋もれてしまうのです。

だからこそ「よい本を届けるための仕組み作り」が必要になります。この記事では自費出版・協同出版としてサービスを提供している令和出版で働く編集者が日頃心がけている工夫をお伝えいたします。

読者の悩みに「合わせる」——見つからない本は存在しないのと同じ

Kindle出版で一番大切なのは、実は「書く前」にあります。どれほどすばらしい内容でも、読者がその本にたどり着く「道」がなければ、手にとってもらうことはできません。まずは、あなたが書きたい内容と読者が何を求めていることがマッチングする点を見つけましょう。

読者の悩みや心の声を検索窓から見つける

「自分が何を書きたいか」も大切ですが、ビジネスとして成功させる、本をより多くの人に届けるなら「読者が何に困っているか」に耳を傾けてみてください。そのヒントは、普段みなさんが利用している「検索」に隠れています。

たとえば、特定のキーワードを入れたときに出てくる「関連ワード(サジェスト)」は、読者が実際に打ち込んだ「悩みの正体」です。読者が今、何を知りたくて、どんな言葉で検索しているのか。それを先に調べてから、その「答え」となる本を企画する。これが「マーケット・イン」という、読者に寄り添う考え方です。

「定番の安心感」を味方につける

読者は新しい発見を求めている一方で、「やっぱりこれだよね」というオーソドックスな安心感も求めています。 たとえば、ダイエット本なら「◯日間でマイナス3キロ」、ビジネス書なら「図解でわかる」といった、そのジャンル特有の「お決まりの設定」があります。

このように過去のベストセラーを参考にして取り入れるのは、決して手抜きではありません。

見慣れた単語やテーマを取り入れれば、読者が見つけやすく、手軽に取り入れることができ、「これは私のための本だ」と認識しやすくなります。読者が安心して本を手に取るための、優しさでもあるのです。

表紙はあなたが読者に伝えられる最初のメッセージ

表紙は作品の一部であると同時に、一番大切な「広告」でもあります。ある著者の方は、むかし自分の好きな風景の写真をそのまま表紙にして、英語の単語のタイトルにして自費出版をしたそうです。とても美しい写真でしたが、Amazonの小さな画面で見ると「何のジャンルの本か」「読んで何が得られるのか」がわかりません。

表紙の役割は、読者に本を内容に興味を持ってもらうこと。 ジャンルで売れている本を参考にしながら、文字の大きさや色使いを「読者が見やすいもの」へと整える。それは、あなたの本を必要としている人に見つけてもらうための、大切な「看板」作りなのです。

読者とのつながりを増やすため、著者自らが「出版のお知らせ」をする

出版社からの「書籍出版のお知らせ」も行いますが、発信者である以上どうしても受け手は「宣伝や告知」と捉えてしまいます。しかし、今の時代、多くの読者の心が動くのは「広告」ではなく「信頼できる人の言葉」です。

実はあなたの本を一番必要とし、手に取った後に心から喜んでくれる人の多くは身近な人たちです。日頃から悩みや努力、そして人柄を知っている方々こそが、一番の理解者であり、熱心な応援団になってくれます。

本を出版したら、X,Instagram、note、YouTube、サイト、ブログなど、必ず出版のお知らせを掲載してください。

実際の現場を見ていて痛感するのは、知り合い一人ひとりに丁寧に声をかけたり、SNSで日々の思いを実直に伝え続けてきた著者さまの売上は、そうでない場合と比べて文字通り「桁違い」であるという事実です。

まずは目の前の大切な人たちに「こんな本を作ったよ」と、直接あなたの言葉で伝えてみてください。そのたった一人の身近な読者が、「本を読んだよ」と誰かに話してくれる、SNSに書いてくれる、Amazonにレビューを書いてくれる、そうして本は多くの人の目に触れるようになっていきます。

応用:2冊目以降の出版にチャレンジするのがおすすめな理由

せっかく出版した本が1冊だけで終わってしまうのは、実はビジネスの視点から見ると非常にもったいないことです。1冊目の本を気に入ってくれた読者は、あなたの「ファン」の卵。その方々に、続けて次の作品を届ける仕組みを整えることが、本を読んでくれる人を広げる鍵にもなります。

LTV(顧客生涯価値)を最大化する導線設計

ビジネスの世界には「LTV(ライフタイムバリュー)」という言葉があります。これはKindle出版において説明すると、一人の読者が、あなたの本を一生のうちに何冊読んでくれるかという「合計の価値」のことです。

1冊の本を売るための広告費や労力は決して小さくありません。しかし、その読者がファンになってくれ、そのまま2冊目、3冊目と読み進めてくれたらどうでしょう?

1冊目を読み終えた最後のページに、「こちらもおすすめです」と次作のお知らせがある。たったこれだけの工夫で、ファンになった読者は迷うことなくあなたの次の本を手に取ってくれます。1冊完結にこだわらず、「続きが読みたくなる仕組み」を作ることが、本を手に取ってもらうコツになります。

令和出版の書籍プロモーションについて

最後に協同出版・自費出版を提供している令和出版ではどのようなプロモーションをおこなっているかのご紹介をさせていただきます。

スタンダードプラン「文章メインの出版プラン」「画像メインの出版プラン」では、次の書籍プロモーションが費用内に含まれています。

スタンダードプランに含まれる書籍プロモーション

  • 国会図書館への納本
  • 書籍の専用ランディングページ作成
  • プレスリリースプロモーション

また、もう一歩先に進めたい方に向けて有料オプションもご用意しています。

有料オプション(プロモーション)

  • Amazonキャンペーン
  • Amazon上での広告出稿
  • モニター読者の募集
  • 試し読み用デジタルブックの作成
  • Amazonの商品ページにおける書籍紹介バナーの追加
  • 英語などの多言語出版

プロモーションの詳細は「出版資料」にてご案内しています。

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記事の著者:田中 千夏(編集)

文学部卒業。アルバイトとして観光雑誌の編集に携わったのをきっかけに、以降15年以上にわたり編集業務に従事。大学卒業後はWeb制作会社にて、ライティングやデザインといった編集業務を担当。大手企業の企画編集経験を経て、現在は令和出版にて編集部門にて企画・制作進行管理と実務編集を兼任。

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