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Toggle教室集客は「どんな受講生さんに来てほしいか」を考えることから始まる
教室集客を成功させる第一歩は、広告や告知の手段を選ぶ前に「どんな受講生さんに来てほしいのか」「自分の教室ならではの強みは何か」をはっきりさせることです。マーケティング用語では「ターゲット設定」と呼ばれますが、難しく考える必要はなく、来てほしい人の顔を思い浮かべることだと考えてください。ここが曖昧なままだと、どんな集客手段を使っても効果が出にくくなります。
同じ大人でも20代の会社員と60代のシニア層では、生活リズムや興味が大きく異なる
教室に通う人は、子どもと大人でも、また同じ大人でも20代の会社員と60代のシニア層とではまったく違います。子ども向けなら、送り迎えをする保護者が安心できる雰囲気や振替のしやすさが決め手になりますし、大人向けでも、20代であれば仕事帰りに通える時間帯やスキルアップにつながる内容が重視される一方、60代であれば基礎からじっくり丁寧に教えてもらえることや、同世代の生徒同士の交流が魅力になることもあります。
「習い事教室」とひとまとめにせず、来てほしい受講生さんの年代やライフスタイルまで具体的にイメージすることが、集客の土台になります。
リピーターや毎月の受講生さんはどんな人?
あわせて、今すでに通ってくれている受講生さんがどんな人で、どんな点に満足して通い続けてくれているのかを振り返ってみることもおすすめです。継続してくれている理由がわかると、それは他の教室にはない自分の教室ならではの強みでもあります。「〇〇合格実績多数」「少人数制で一人ひとりに向き合う」のように、他の教室と比べて何が違うのかを言葉にしておきましょう。
体験教室で入会のハードルを下げる
毎月月謝を払って通い続けることは受講生さんにとって勇気がいる決断であるため、まずは気軽に試せる体験教室を用意し、他の教室のやり方も参考にしながら自分の教室の見せ方を磨いていくことが有効です。
体験教室があることで、「合うかどうか分からないのに入会する」という不安を取り除き、実際の雰囲気や教え方を体感してから決めてもらえるようになります。体験教室の内容や案内の仕方に迷ったときは、近隣や同じジャンルの他教室が体験教室や見学をどのように案内しているかを実際に調べてみるのも参考になります。
価格帯や体験内容、打ち出している強みなどを見比べることで、自分の教室に足りない部分や、逆に強みとしてもっと伝えるべき部分が見えてくることがあります。
教室集客の代表的な手段
結論として、教室集客にはオンライン・オフラインさまざまな手段があり、複数を組み合わせて継続的に発信することが重要です。
| 手段 | 特徴 |
|---|---|
| ホームページ・SEO対策 | 教室の理念や強み、コース内容を発信する軸となる媒体。コラム記事で潜在層にもアプローチできる |
| SNS運用 | 生徒の様子やイベントの発信に向く。来てほしい受講生さんに合ったプラットフォーム選びが重要 |
| SNS広告・Web広告 | 年代やエリアを絞って配信できるため、狙いたい層にピンポイントで届けやすい |
| MEO対策 | Googleマップでの表示強化。地域名+教室名などで検索する見込み客に届きやすい |
| ポータルサイト掲載 | 独自の集客経路ができるまでの案件数確保に有効 |
| チラシ・ポスティング | 地域密着型の教室で効果を発揮しやすいオフライン施策 |
| 看板設置 | 教室の存在や強みを地域住民に日常的にアピールできる |
| 体験授業・キャンペーン | 新学期や長期休み前など、入会を検討しやすいタイミングでの実施が効果的 |
他の教室との差別化で意識したいポイント
結論として、差別化とは価格の安さだけを競うことではなく、「この教室ならではの価値」を具体的に伝えることです。
今、多くの教室が生徒や受講生を集めるためにさまざまな取り組みを行っており、限られた受講生さんを他の教室と奪い合っているのが実情です。だからこそ、何となく授業をしているだけでは選んでもらいにくくなっており、差別化が年々重要になっています。差別化の切り口としては、指導実績や講師の専門性、教材の独自性、少人数制などのサポート体制、口コミによる評判などが挙げられます。特に、実際に通っている生徒や保護者の声を発信することは、これから通うか迷っている見込み客の不安を和らげる効果があります。授業の質そのものを高めることも、口コミによる自然な集客につながるため、集客施策とあわせて意識しておきたいポイントです。
体験教室の様子や感想を発信することが、参加のハードルを下げる
結論として、体験教室でどんなことをするのか、どのくらいの費用に見合う内容なのかが伝わっていないと、興味があっても参加をためらわれてしまいます。
初めて教室を知った人にとっては、「どんなことができるようになるのか」「どうやって申し込めばよいのか」「費用に見合う内容なのか」「実際に通う価値があるのか」といった疑問が解消されないと、なかなか一歩を踏み出せません。体験教室の様子を写真付きでレポートにして公開したり、受講生さんに取ったアンケートの内容を紹介したりするだけでも、参加のイメージがぐっと湧きやすくなります。
また、ホームページやSNSはこまめに動かし続けることも大切です。募集開始の告知、開催が近づいたタイミングでの告知、体験後の写真付きレポート、参加者さんの作品や成果の紹介というように、一連の発信サイクルを回していくことで、教室の雰囲気が伝わりやすくなり、参加のハードルも下がっていきます。
「教室集客」と「ワークショップ集客」の違い
本記事で扱う教室集客は、月謝制などで受講生さんに継続的に通ってもらうことを目指す集客であり、単発で開催するワークショップイベントの集客とは意識すべきポイントが異なります。とはいえ、「来てほしい人を具体的にイメージすること」「体験や過去の実績を見せて参加のハードルを下げること」など、根っこの考え方は共通しており、告知方法について詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
ワークショップ集客の方法とは?受講生・参加者が集まらない原因と告知・宣伝のポイント
教室の実績や作品を本にまとめることで教室のPRにつながる
教室の理念や指導実績、生徒さんの作品や成果を1冊の本としてまとめておくと、次回以降の集客資料になるだけでなく、今通ってくれている受講生さんの満足度や継続率を高めることにもつながります。
本にする内容は、教室のジャンルによって大きく変わります。例えばヨガ教室であれば、レッスン風景やポーズの変化、生徒さんの体験談を中心にまとめた1冊、カメラ教室であれば、生徒さんが撮影した作品を集めた作品集、陶芸教室であれば、生徒さん一人ひとりが作った器や作品を並べた作品集というように、それぞれの教室ならではの見せ方があります。
こうして完成した1冊を教室の入り口や受付に置いておけば、体験に来た人が実際に手に取って「どんな雰囲気の教室なのか」「自分にもできそうか」をイメージしやすくなり、入会の後押しになります。
すでに通っている受講生さんにとっても、自分の作品や成長の記録が形として本に残ることは大きな喜びになり、「この教室に通い続けてよかった」と感じてもらえるきっかけにもなります。もちろん教室の代表者自身の指導方針や生徒との関わり方を書籍としてまとめることも可能です。書籍は国会図書館に納本もできます。
出版を活用したブランディングの考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。
出版ブランディングとは?本を出すことが信頼につながる理由と始め方
また、作家・クリエイター向けに仕様を固定して短期間で出版できるサービスとして、令和出版の「アートフォリオ・ラボ」もあります。生徒さんの作品をまとめた作品集を出版したい場合は、こちらもあわせてご確認ください。
受講生さん目線に立ち返りながら、手段を組み合わせて発信し続ける
教室集客は、単発の施策で一気に成果が出るものではありません。どんな受講生さんに来てほしいかを具体的にイメージし、体験教室で入会のハードルを下げ、他の教室からも学びながら、複数の手段を組み合わせて発信を続けていくことが大切です。
まずは今の受講生さんがなぜ通い続けてくれているのかを振り返るところから始めてみましょう。