本で一枚の写真やイラストを見開きとして表現する場合の注意点

本で一枚の写真やイラストを見開きとして表現する場合の注意点

1枚の画像を2ページにわたる「見開き(左右2ページにわたってレイアウトする、2ページスプレッド)」として配置する場合、紙の本・ペーパーバックと電子書籍では注意すべき点が大きく異なります。

ペーパーバック・紙書籍の場合

紙の本には「紙の物理的な厚み」があるため、中央の綴じ代(ノド)への対策が最も重要です。

本で一枚の写真やイラストを見開きとして表現する場合の注意点

実際に手元にある本を開いてもらうとわかりやすいですが、本を開いたとき中央部分は完全に平らにはなりません。

重要な被写体(人物の顔や文字など)を中央ぴったりに配置すると、本の溝に隠れて見えなくなってしまいます(画像の消失部分)。

そのため、1枚の画像をあらかじめ左右2枚に分割して配置するのですが、その際、ノド側に数ミリの予備(重なり分)を持たせて配置すると、開いたときに画像が繋がって見えやすくなります。

どの程度の予備をもたせるかはページ数や紙の厚さなどによって異なります。

もし1枚の画像を2倍に引き伸ばす場合は、拡大するため解像度が不足しがちです。印刷品質を保つため、最終的なサイズで 300dpi以上 を確保してください。

電子書籍(Kindle)の場合

デバイスによって表示のされ方が変わる「可変性」への対応が必要です。

Kindle Createを使用する場合、その画像が「見開き(2-Page Spread)」であることを設定する必要があります。設定しないと、スマホなどの1画面表示で画像が半分ずつしか表示されません。

ただし、タブレットやスマホは画面が縦に長細いため、2ページ分を1枚にまとめた画像を表示すると、上下に大きな余白ができることがあります。スマホを横にすれば横長に表示できる可能性がありますが、設定はユーザーのスマホや利用閲覧ツールといった閲覧環境に左右されます。

仮想パネル(コマ割り機能): 漫画などの場合、見開き全体を見せた後に、左半分→右半分とズームして見せる「パネルビュー」の設定をしておくと、画面の小さいスマホユーザーに親切です。

Kindleの場合は「Kindle Create」の使い方をチェックしよう

スムーズな出版のためにも、まずはAmazon公式ツールである「Kindle Create」の使い方(特に固定レイアウト・マンガ形式の設定)を事前にご確認いただくことを強くおすすめいたします。
公式のヘルプページが非常に参考になります。
Kindle Create でのマンガの準備
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GJMRD9F78MS9F43R
まずは基本操作をご確認いただき、
その上で弊社のKindle出版テンプレートが制作の助けになれば幸いです。
また、弊社では入稿用データの制作代行サービスもおこなっております。
おまかせでの制作をご希望の場合は、こちらのご利用もご検討いただけますと幸いです。
【Kindle出版】電子書籍・ペーパーバック 入稿データ制作サービス
https://reiwasyuppan.jp/simple-plan/
どうぞよろしくお願いいたします。
Picture of 記事の著者:田中 千夏(編集)
記事の著者:田中 千夏(編集)

文学部卒業。アルバイトとして観光雑誌の編集に携わったのをきっかけに、以降15年以上にわたり編集業務に従事。大学卒業後はWeb制作会社にて、ライティングやデザインといった編集業務を担当。大手企業の企画編集経験を経て、現在は令和出版にて編集部門にて企画・制作進行管理と実務編集を兼任。

出版サービスや自費出版について
お気軽にご相談ください

令和出版はあなたの想いを届ける出版サービスです。
原稿執筆前のご相談もお気軽にどうぞ。

お問い合わせ

サービスの関するご質問・ご相談など、
お気軽にお問い合わせください。

出版プラン・料金

お見積り・オンライン相談無料

PAGE TOP