誰もが簡単に写真が撮れる時代。スマートフォンや一眼レフのメモリ、SNSにアップした大量の「思い出」を一冊の作品として形にしたい—そう考える人は年々増えています。
最近は「写真」がメインテーマになったZINEフェスが開かれるなど、ますます盛り上がりを見せています。
趣味を写真にしてる方だけでなくフリーランスカメラマンとして活躍している方も増えました。
しかし、「どんなテーマにすればいい?」「構成はどう決める?」「どこにどう頼めばかたちにできる?」など、いざ作り始めると迷いがちです。
この記事では、あなたが持つ大切な写真を一冊の本にするための具体的なステップを、【企画・構成・製本】の6つの章立てで徹底解説します。
制作のプロからのアドバイスも交えながら、初心者でも迷うことなく、自分だけの物語を最高の形で残す方法をご紹介します。
目次
Toggle第1章:製本の依頼先と方法の決定
写真集制作の第一歩は、「あなたの作品をどのような形で世に出すか」を決めることです。この章では、紙媒体・デジタル媒体を含めた主な制作方法と、発注前に知っておくべき基本的な仕様を解説します。
1-1. 写真集を形にする4つの主要な方法
写真集を形にする方法は、求める品質、予算、部数によって大きく4つに分けられます。
(1) 手軽さが魅力!オンラインフォトブックサービス
Webサイトや専用ソフトを使って、誰でも簡単にレイアウトやデザインができるサービスです。
特徴:低コスト、少部数から注文可能、テンプレートが豊富、短納期。
向いている人:写真集制作が初めての方、家族の思い出や旅行記など私的な記念品や少部数で本を作りたい方。
代表的なサービス
- カメラのキタムラ
- しまうまプリント
- 富士フイルムのフォトブック
- TOLOT
(2) 印刷会社への商業印刷
印刷のプロである会社に、完全にデザインされたデータ(完全データ)を入稿して制作を依頼する方法です。
特徴:高品質、自由なデザインが可能、特殊な加工や製本にも対応。
向いている人:写真販売や作品集としての利用を考えている方、細部にまでこだわりたい方。
代表的なサービス
- プリントパック
- グラフィック
- ラクスル
(3) コストを抑えて楽しむDIY製本
自宅やコンビニのプリンターで印刷し、自分自身で綴じて本にする方法です。
特徴:低コスト、一冊ごとのカスタマイズが可能、手作りの温かみが出せる。
向いている人:趣味として楽しみたい方、コストを極力抑えたい方、手芸や工作が好きな方。
(4) 広く配信できる「電子書籍・デジタル配信」
電子書籍として配信したり、Web上で公開したりする方法です。
特徴:印刷コストがかからない、在庫リスクがない、国内外へ広く配信できる。
向いている人:まずは多くの人に作品を見てもらいたい方、紙媒体の制作前に反応を見たい方。
(5) 写真集として販売したいならAmazonのKDP(Kindle出版)
AmazonのKindle出版を利用すれば、出版にかかる初期費用は基本的に無料です。Kindle Unlimited(読み放題サービス)経由でも、読まれたページ数に応じて収益(ロイヤリティ)を得ることができます。
また、電子書籍と紙の本(ペーパーバック)の両方を、日本だけでなく海外にも出版・販売可能できる点がメリットです。
ただしカバーや帯をつけたり、紙の種類を選ぶことはできません。
1-2. 注文前に決めておきたい「製本の仕様」
写真集を注文する際、特に重要なのが「本の仕様」の決定です。写真集の印象や耐久性を左右する要素なので、必ず事前に検討しましょう。
写真集の「印象」を左右する綴じ方の選び方
綴じ方 | 特徴 |
---|---|
無線綴じ | 本格的な写真集の標準。一般的な雑誌や書籍に使われる製本方法で、背表紙ができ、丈夫です。 |
中綴じ | 見開きデザイン重視に最適。冊子の中心をホチキスで留める方法で、ページ数が少ない場合に適しており、本を大きく開けるため見開きいっぱいに写真を載せやすいのがメリットです。 |
ハードカバー(上製本) | 高級感と高い耐久性。厚い表紙で仕上げるため、高級感があり、耐久性が非常に高いのが特徴です。 |
サイズと用紙の種類で変わる仕上がり
サイズは、A4、B5、正方形(スクエア)などが一般的です。
また、発色や自分の写真の色合いにこだわりを持っている方は印刷紙や印刷方法を選べる会社を利用するのがおすすめです。
1-3. 予算とスケジュール
各制作方法によって、かかる費用と時間は大きく異なります。特に印刷会社に依頼する場合は、部数や仕様によって費用が大きく変動するため、必ず事前に見積もりを取ってみましょう。
見積もりを取るためには「サイズ・ページ数・カラー」を決める必要があります。次の章ではこの3点を決める前に必要なコンセプトの決定について説明していきます。
第2章:写真集の基本テーマとコンセプトの決定
写真集制作において、この章が最も重要かもしれません。写真のセレクトやレイアウト、デザインの全てを左右する「テーマ」と「コンセプト」を明確にしましょう。
2-1. 制作の土台!写真集の「核」となるテーマを見つける
写真集のテーマは、「あなたが伝えたいこと」を凝縮したものです。テーマが定まれば、どの写真を使い、どう並べるかという迷いが格段に減ります。
すでにテーマが決まっている場合はこの章は飛ばして次の章へ進んでください。
テーマ探しのヒント:視点と切り口を変えてみよう
まだテーマが漠然としている場合は、以下の切り口からアイデアを広げてみましょう。
期間で絞る
「子どもの誕生から1年間」「特定の一週間で撮った空の写真」など。
場所で絞る
「旅先のポートレート」「地元・〇〇駅周辺の風景」など。
被写体で絞る
「猫の寝顔だけ」「特定の角度から見た自販機だけ」「愛犬の写真と思い出を時系列で」など。
テーマを絞り込む重要性
テーマは、「旅行の写真」のように広くするのではなく、「夏のパリで見つけた青い扉」のように具体的な方が、見る人に強い印象を与え、写真集としての完成度が高まります。
2-2. ターゲットと目的で決まる写真集の方向性
誰に、何のために写真集を作るのかを定義することは、写真集全体のトーンや予算を決める基準になります。
ターゲット | 主な制作目的 | 構成・デザインの特徴 |
---|---|---|
友人・家族向け(私的な記録) | 思い出の共有 | 写真の説明やエピソードを多く入れる構成が好まれます。 |
不特定多数・ファン向け(作品としての発表) | メッセージの発信 | 写真そのものの力や、プロ仕様のレイアウトが求められます。 |
販売向け(商業的な価値) | 収益化 | 市場のニーズや競合作品を意識した構成や、ハイクオリティな製本が必要になります。 |
前章(第1章)で触れた製本仕様は、目的によって適したものが異なります。例えば、販売目的であればKindle出版だったり、手軽な記録であればフォトブックサービスやDIY製本を選ぶ、といった具合です。
2-3. 写真集のトーン&マナーを設定する
テーマとターゲットが決まったら、写真集全体に統一感を持たせるための「トーン&マナー」を決定します。
全てをモノクロにするのか、彩度を抑えたノスタルジックなカラーにするのか、鮮やかなビビッドカラーを貫くのかを決めましょう。トーンも静的で落ち着いた印象なのか、それとも動きのある躍動的な印象なのかを明確にします。
どうでしょうか。どんな写真集を作りたいかが最初よりも定まってきたかと思います。
雄大な風景なら大判サイズ、ポートレートや私的な記録なら持ち運びやすいB5やA5サイズ、アート性の高いものなら正方形サイズなど、テーマに合わせて選びます。
2-4. ページ数とカラーの決め方
伝えたいストーリーを過不足なく表現できるページ数を想定します。ページ数が多すぎると単調になりがちで、少なすぎると駆け足になりがちです。
ただし、まずは写真集を仕上げることが優先!自分が作れると思うページ数にしてください。
悩む方は60ページを目指しましょう。60ページを冊子を超えて超えると雑誌っぽく本っぽくなります。
弊社の「うちのこ写真集」も63ページ構成です。
次にカラーです。基本的にフルカラーで進めるのか、モノクロ作品集にするのか。また、本文はカラーでも、扉ページや奥付はモノクロにするなど、使い分けも検討しましょう。
どちらにするか悩む場合は一般的に費用が多くかかりますが、フルカラーがおすすめです。
第3章:写真の選定と整理・配置
テーマとコンセプトが決まったら、いよいよ制作で最も時間と労力を使う作業の一つ、写真の選定に移ります。あなたの撮りためた大量の写真の中から、テーマに沿った最高の素材を厳選し、どの順番でどうやって配置するかを考えましょう。
3-1. 写真の厳選:まずは「捨てる勇気」を持って候補を絞り込む
感情的に「この写真が好き」という理由だけで選ぶと、写真集全体に統一感がなくなってしまいます。まずは冷静に、客観的な基準で候補を絞り込みましょう。
ちなみに以下の基準に当てはまる写真は、最初から候補から除外しましょう。
- ピンボケ、手ブレがひどいもの。
- 露出オーバーや露出アンダーで、適切にレタッチしても修正しきれないもの。
- テーマと直接関係がない、または類似したカットが多数あるもの(連写など)。
写真の取捨選択の基準は、「その写真が、設定したテーマを表現するために貢献しているか」です。単にきれいな写真ではなく、ストーリーを語るために必要な写真を選びましょう。
3-2. 写真集に採用する「選抜写真」の役割を決める
絞り込んだ写真一つひとつに対し、「写真集の中でどのような役割を担わせるか」を決めます。
写真を「メイン」「サブ」「アクセント」に分類する
メインカット
ストーリーやシーンの中心となる、最も力強く印象的な写真。見開きや大きく配置するために確保します。
サブカット
メインカットを補足したり、場の雰囲気や詳細を説明したりするための写真。
アクセントカット
全体のリズムを変えるために、あえて小さく入れたり、トーンを変えたりする写真。
本ならではの視点:見開き(2ページ)で考える
写真集はデジタル画面で見るのと異なり、常に見開き(左右2ページ)で読まれます。この段階から、以下の点を意識して写真を選びましょう。
ペアリング
ある写真の次に配置することで、互いに意味が深まるような写真の組み合わせを探します。
視線の誘導
左ページから右ページへ、自然に視線が流れるように、写真の構図を意識して選びます。
世界観を統一するためのレタッチと色調調整
選んだ写真すべての明るさ、コントラスト、色味などを調整し、一貫したトーン&マナーに合わせます。特にカラーで制作する場合、写真集全体で色温度や彩度がバラバラだと、世界観が崩れてしまうため注意が必要です。
3-3. 構成のための準備:選抜写真をテーマ・シーンごとに整理する
選抜してレタッチを終えた写真は、次のステップである構成(台割)作業をスムーズに進めるために、デジタルデータとして整理します。
「Chapter 1」「Chapter 2」など、仮で想定した章やシーンごとにフォルダ分けをしておきましょう。
使用する写真のファイル名、レタッチ後のバージョン、想定されるページ番号(仮)などを簡単なリストにしておくと、最終確認時に役立ちます。
第4章:構成の設計(台割)と本文の構成
厳選した写真に命を吹き込み、「物語」として完成させるのがこの章の役割です。写真集は写真の良さだけでなく、写真の並べ方(シークエンス)で印象が変わります。
4-1. 写真集の設計図!「台割」作成で全体の流れを決める
台割(だいわり)とは、写真集全体の設計図です。どのページにどの写真を、どんなレイアウトで配置するかを一覧で確認するために作成します。この作業を飛ばすと、ページ数の過不足や、テーマの重複が発生しやすくなります。
台割とは?:ページの流れとレイアウトの設計図
項目 | 記載内容 |
---|---|
ページ番号 | 1ページ(表紙裏)から最終ページ(裏表紙)まで通しで記載 |
使用写真 | そのページに配置する写真のファイル名(またはサムネイル) |
大まかなレイアウト | 写真の配置(全面、見開き、複数枚など) |
テキスト | タイトル、キャプション、本文の有無 |
台割を視覚化するためのツール
- エクセル/スプレッドシート: ページ番号と情報を一覧で管理できます。
- ノート・スケッチブック: 見開きごとに四角を描き、写真のサムネイルや配置を手書きで検討できます。
- ポストイット/付箋: 選抜した写真を印刷し、付箋に貼って並べ替えると、構成の入れ替えを直感的に行えます。
4-2. 説得力が変わる!写真の並べ方(構成パターン)
写真集のテーマに最も合った「写真の並べ方」を選択することで、作品の説得力が格段に上がります。
(1) 時間軸を追う「時系列」構成
出来事の発生順、時間の流れに沿って写真を配置する最もシンプルな方法です。
向いているテーマ: 旅行記、子どもの成長記録、特定の期間を記録したドキュメンタリーなど。
メリット: ストーリーが自然で分かりやすく、読者が感情移入しやすい。
(2) テーマを深掘りする「カテゴリー別」構成
テーマを「章」や「セクション」に分け、その中で写真をグループ化して見せる方法です。
向いているテーマ: 雑多な作品の中から「色」「形」「被写体の種類」などで統一感を出したい作品集。
メリット: 一枚ごとの写真の印象を強く残しやすく、テーマの幅広さを見せられる。
(3) 感情を揺さぶる「ストーリーとリズム」構成
時間やカテゴリーの制約にとらわれず、写真の持つ力や構図、色を連続させて、読者の感情を揺さぶる「リズム」を生み出す構成です。
- 全面を使った力強いメインカットの後に、あえて余白の多い静かなカットを挟むなど、緩急をつける
- 左ページで引きの全体像を見せ、右ページで細部に寄った写真を見せるなど、読者の視線をコントロールする
4-3. 構成に迷ったら、プロの写真集からヒントを得る
構成に悩むのは、写真集制作において誰もが通る道です。そんな時は、既に書店や図書館で出版されているプロの写真集を手に取ってみましょう。
優れた写真集は、どのように写真を選び、並べ、見開き(2ページ)でどのように世界観を表現しているか、構成のヒントになります。
次のような視点をもって、写真集を見るのがおすすめです。
- 表紙から最初のページへどのように読者を惹き込んでいるか。
- 最も伝えたいメインカットを、見開き全面など大胆なレイアウトでどのように見せているか。
- ページをめくる直前にどんな写真を配置し、めくった後に驚きや次の展開を感じさせているか。
第5章:レイアウトとデザイン(データ作成)
台割(設計図)が完成したら、いよいよ写真集のページをデザインする実作業に移ります。ここでは、写真を最も魅力的に見せるための基本原則と、印刷で失敗しないためのデータ作成の注意点を解説します。
5-1. 写真を際立たせるデザインの基本原則
優れたレイアウトは、写真の持つ力を引き出し、単調な印象になるのを防ぎます。
「間(ま)」が重要!余白を活かしたレイアウト
写真集において、余白はただの空いたスペースではありません。余白は、視線を集めたい写真の周りに設けることで、その写真をより際立たせる効果があります。また、適切な余白は、作品に高級感や洗練された印象を与えます。全てのページを写真で埋め尽くすのではなく、「呼吸するページ」として余白を戦略的に使いましょう。
メリハリで魅せる!写真のサイズに強弱をつける
全ての写真を同じサイズや同じレイアウトで配置すると、読者は飽きてしまいます。
ストーリーのクライマックスとなる写真や、特に力強い写真は、見開き全体やページ全面を大胆に使いましょう。
周りの写真を小さく配置したり、グリッドでまとめたりすることで、メインカットとの対比を生み出し、全体にリズム(強弱)をつけます。
5-2. 失敗を防ぐためのレイアウト実践テクニック
本として印刷・製本する際には、デジタル画面で完結するデザインとは異なる注意が必要です。
見開き中央「ノド」付近に重要な要素を置かない
ノドとは、本を綴じる側の中心部分を指します。
無線綴じなどの場合、ノド側は開きにくく、写真や文字が奥に隠れて見えなくなってしまうことがあります。
特に人物の顔や重要な情報、文字などは、ノドから離れた位置に配置するように注意しましょう。
読みやすさを追求した文字(キャプション)の配置
写真に添える文字(キャプションやタイトル)は、トーン&マナー(第2章で決定)に合ったフォントを選び、読みやすさを最優先にします。
文字は、写真を邪魔せず、かつ写真の補足情報として機能する位置(例:写真の外側の余白、写真の下部など)に配置しましょう。
使用するフォントの種類やサイズは、写真集全体で統一することで、プロフェッショナルな印象を与えます。
5-3. 《印刷会社を選んだ方のみ》入稿するためのデータ仕上げ
デザインが完了したら、印刷会社が正確に印刷できるようにデータを調整します。オンラインフォトブックサービスを利用する場合も、これらの専門用語は知っておくと役立ちます。
印刷用カラーモード「CMYK」への変換と確認
デジタルカメラやパソコンのモニターはRGB(光の三原色)で色を表現していますが、印刷機はCMYK(インクの四原色)で色を表現します。
ほとんどの場合、データはCMYKカラーモードで作成・入稿する必要があります。
RGBで見た鮮やかな色は、CMYKに変換するとくすむことがあります。必ずCMYKに変換して色を確認し、必要に応じて再調整しましょう。
解像度の最終チェックと「トンボ・塗り足し」の設定
解像度(dpi): 印刷には一般的に300dpi以上の解像度が必要です。これより低いと、写真が粗く(荒く)印刷されてしまうため、拡大しすぎないよう注意しましょう。
トンボ・塗り足しは印刷所の基準になるため、エラーがないかもしっかり確認してくださいね。
第6章: 印刷前に必ず確認!致命的なミスを防ぐ最終チェックリスト
実は印刷をかけてから「誤字があった」という失敗は非常に多いです。
タイトル、キャプション、本文、あとがきなど、全ての文字をもう一度読み直しましょう。できれば、他の人にもチェックしてもらうのが理想です。
キャプションの写真と、実際の写真が一致しているか、日付や場所などの情報に誤りがないか確認しましょう。
奥付(任意)
印刷会社名、発行日、著作権表示など、必要な情報が漏れなく、正確に記載されているか確認します。
チェックリスト
- 誤字脱字、情報漏れはないか?(テキスト/奥付の確認)
- 見開き中央(ノド)付近に重要な要素がないか
- タイトル、キャプション、本文、奥付など、すべての文字に誤字脱字がないか
- 写真とキャプションの内容が正確に対応しているか
- 奥付の情報(発行日、著作権表示など)に漏れがないか
写真集を作る工程は多い!完璧を求めずに一度出してみるのがおすすめ
写真集の制作は、企画、選定、構成、デザイン、そして製本と、多岐にわたる工程が必要です。初めて制作する場合、「完璧な一冊」を目指すあまり、写真選びやレイアウトの細部にこだわりすぎてしまい、途中で制作を断念してしまう方が多くいらっしゃいます。
しかし、写真集の真の価値は「あなたの作品が形になり、誰かの手に届くこと」にあります。
まずは、この記事で紹介した6つのステップを最後までやり遂げ、最初の写真集を完成させてみましょう。一度完成させれば、次の制作では「もっとこうしたい」という明確な課題が見つかります。完璧な作品は、最初の制作ではなく、「二冊目、三冊目」でおこなうという重く考えすぎない気持ちと出すぞという勢いが大切です。
令和出版では写真集を出版したいクリエイターさんを応援するプロジェクトを展開しています。
→写真集や作品集を出したいクリエイター向け出版サービス「アートフォリオ・ラボ」
なんだかよくわからないけどとりあえず写真集を作りたい、一冊の本にしたいという気持ちをお持ちのかたはぜひお気軽にご相談ください。
オンライン無料相談も承っています。