三点リーダー(……)の基本的な打ち方・出し方と小説におけるルール

三点リーダー(……)の基本的な打ち方・出し方と小説におけるルール

「…」は三点リーダーと呼ばれ、主に文章における沈黙、省略、余韻などを表現するために使われます。

三点リーダーの入力方法は、お使いのデバイスや入力ソフトによって異なりますが、ほとんどのツール「さんてんりーだー」や「てん」または「。」と入力し、変換候補から「…」を選ぶことができます。

中黒または中点(・)を3つ打って、変換して出すことも可能です。

入力の例

小説における三点リーダーの主なルールと使い方

小説では、三点リーダーの使用に関して一般的に「偶数個」で利用するというルールがあります。これは、読みやすさや表現の統一性のために重要です。

✕ 「…」「・・・(中黒を3つならべる)」
◯ 「……」

また、三点リーダーが括弧の文末に来る場合、「。」(句点)は原則として不要です。三点リーダー自体が文の終わりを示す働きをします。

✕ 「ごめん、もう行くよ……。」

◯ 「ごめん、もう行くよ……」

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記事の著者:田中 千夏(編集)

文学部卒業。アルバイトとして観光雑誌の編集に携わったのをきっかけに、以降15年以上にわたり編集業務に従事。大学卒業後はWeb制作会社にて、ライティングやデザインといった編集業務を担当。大手企業の企画編集経験を経て、現在は令和出版にて編集部門にて企画・制作進行管理と実務編集を兼任。

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