Kindle出版のやり方は、大きく分けて7つのステップで進みます。①KDPアカウント作成→②企画→③原稿執筆→④表紙準備→⑤データ変換→⑥書誌情報・価格設定→⑦出版申請・審査という流れです。KDP(Kindle Direct Publishing)そのものの仕組みについてはKDPとはの記事で詳しく解説していますので、本記事では実際の手順を具体的に見ていきます。
目次
ToggleKindle出版のやり方・全体の流れ
Kindle出版は、アカウント作成から販売開始まで7つのステップで完結します。まずは全体像を表で確認しましょう。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ①KDPアカウント作成 | Amazonアカウントで登録、口座・税務情報を入力 |
| ②本の企画 | テーマ・読者層・タイトルを決める |
| ③原稿執筆 | Wordなどで原稿を作成 |
| ④表紙の用意 | 規定サイズに沿った表紙画像を準備 |
| ⑤原稿データの変換 | EPUBなどKDP対応形式に変換 |
| ⑥書誌情報・価格設定 | KDP管理画面でタイトル・カテゴリ・価格を入力 |
| ⑦出版申請 | 審査後、販売開始 |
それぞれのステップを丁寧に進めることが、審査通過とその後の売れ行きの両方に関わってきます。次章で各ステップの具体的な進め方を解説します。
各ステップの進め方
各ステップにはそれぞれ準備すべき事項があり、特に原稿の構成や表紙、データ変換の質が出版後の見た目や販売に影響します。
①KDPアカウント作成
KDPアカウントの作成には、Amazonアカウントに加えて振込先の銀行口座情報と税務情報の登録が必要です。初回登録時に少し手間がかかりますが、一度設定すれば以降の出版はスムーズに行えます。
②本の企画(テーマ・読者決め)
誰に向けて、どんなテーマで書くのかを最初に明確にしておくことが重要です。ここが曖昧なまま執筆を始めると、後から構成の修正が必要になりやすいため、企画段階でしっかり時間をかけましょう。
③原稿執筆(Word等)
原稿はWordなどで執筆するのが一般的です。このとき、見出しスタイル(見出し1、見出し2など)を正しく使い、目次を設定しておくことが重要です。見出しの設定が整っていないと、後のデータ変換時にレイアウトが崩れたり、目次が正しく機能しなかったりする原因になります。
④表紙の用意
表紙はKDPが定める規定サイズに沿って用意する必要があります。表紙は読者が本を選ぶ際の第一印象を左右する要素であり、売れ行きにも大きく影響するため、原稿の内容に見合ったクオリティを意識することが大切です。
⑤原稿データの変換(EPUB等)
Word原稿はそのままではなく、EPUBなどKDPが対応するファイル形式に変換して入稿します。ファイル形式についてはEPUBとはの記事で詳しく解説しています。また、書籍のレイアウトには「固定レイアウト」と「リフロー型」の2種類があり、どちらを選ぶかによって作業内容が変わります。詳しくは固定レイアウトとリフロー型の記事をご覧ください。
⑥KDPで書誌情報・価格を設定
KDP管理画面では、タイトル・著者名・紹介文に加え、カテゴリとキーワードを設定します。このカテゴリ・キーワードの設定が、読者に本を見つけてもらえるかどうか、つまり「発見性」を大きく左右するため、丁寧に選定することが大切です。
⑦出版申請→審査→販売開始
必要事項の入力が終わったら出版申請を行います。審査には通常数日以内の時間がかかり、問題がなければそのまま販売が開始されます。
初心者がつまずきやすい3つのポイント
Kindle出版の初心者がつまずきやすいのは、レイアウト・表紙・プロモーションの3点です。事前に把握しておくことで、余計な手戻りを減らせます。
- レイアウト崩れ・目次不備:Word原稿の見出し設定が不十分なまま変換すると、目次が正しく生成されなかったり、章の区切りがずれたりすることがあります。
- 表紙の品質:デザインの経験がないまま自作すると、規定サイズを満たしていても見た目の完成度で読者の目に留まりにくくなる場合があります。
- 出版後に売れない:出版はゴールではなくスタートです。販売開始後も、レビューや告知などのプロモーション活動を継続することが必要になります。
執筆以外を任せたい場合
原稿執筆はご自身で行い、それ以外の作業を専門家に任せたいという方には、令和出版のKindle出版入稿データ制作サービスがあります。Wordの章・節設定、表紙デザインと入稿データの作成、KDPアカウント作成・出版申請の代行、楽天KOBO用データの制作、手書き原稿の文字起こしまで幅広く対応しています。最新の料金やサービス内容は令和出版の公式サイトでご確認ください。
Kindle出版のやり方に関するよくある質問
Q1. スマホだけで出版できますか?
原稿執筆や表紙データの準備、書誌情報の入力など細かい作業が多いため、一般的にはPCでの作業が推奨されています。スマホのみでの完結は難易度が高くなる傾向があります。
Q2. 出版までどのくらいかかりますか?
原稿が完成している状態であれば、データ変換や表紙準備などの作業に数日、その後の審査にも数日程度かかるのが一般的です。原稿執筆にかかる期間は個人差が大きく、この期間には含まれません。
Q3. 費用はかかりますか?
KDP自体の利用は無料で始められます。無料でできる仕組みの詳細については、Kindle出版は無料でできる?の記事で解説しています。
Kindle出版のやり方はシンプル。丁寧な準備が成功の鍵
Kindle出版のやり方は7ステップとシンプルですが、原稿の見出し設定や表紙の準備など、細部の丁寧さが仕上がりを左右します。執筆に集中したい方、データ制作や申請を任せたい方は、令和出版の無料相談もご活用ください。