完成イメージはこちらです。(A4、横書き、作品60枚を掲載)
このように作品集では同じ体裁が続くかたちが多いです。もちろん、画像や内容によって複数の画像を配置したり、テキストを回り込ませることもできますが、まずは作品を完成されることを目指しましょう。一度シンプルな本を作ってから、凝っていくのも遅くはないですよ。
活用事例
- 写真集
- 作品集
- イラスト集
- シンプルなフォトエッセイなど
スプレッドシートを用意する
今回はこのような項目にしました。
- No 番号
- photo 画像表示
- @pic 画像の保存場所(画像のパス)
- title 日本語のタイトル
- count 日本語のタイトルの文字数
- English 英語のタイトル(自動翻訳)
- page ページ番号
必須になるのは
- @pic 画像の保存場所(画像のパス)
- title 日本語のタイトル
の2点です。
B列は画像を自動で表示させています。これはGASを使って、Googleドライブの画像を表示させています。
実際にはパソコン上のフォルダ上のアドレスが「@pic 画像の保存場所(画像のパス)」に記載があれば問題ありません。
ただ画像が表示されていないとタイトルを考えにくかったり、順番のミスが発生したりしてしまうためこのような体裁にしています。
クライアントにタイトルを考えてもらう場合も便利ですね。今回は写真のタイトルですが、レイアウトをしっかり設定すればフォトエッセイも自動で出力できますよ。
テンプレートをご購入いただいた方にはこのGASが組み込まれたスプレッドシートを複製できるかたちでお渡しします。
@pic 画像の保存場所(画像のパス)には、パスのコピーを入力しましょう。画像はWindowsの場合です。
追加したい画像を複数選択し、右クリックでパスのコピーをクリック。
@pic列に貼るだけです。ページ番号は一貫性がないとずれる場合があるため、できればファイル名は連番でpage番号順にしっかりとつけておくのがおすすめです。
スプレッドシートが完成したら、.csvでダウンロードしましょう。
InDesignを開く
ご購入いただいたテンプレート(InDesign)を開きます。
ウィンドウ>ユーティリティ>データ結合 でデータ結合のウィンドウが開かれます。
データソースを選択>さっきダウンロードしたcsvを指定
レイアウトにそれぞれフィールドを指定します
文字化けが置きてしまった際は手間ですが、次の手順で対応してください。
- ダウンロードしたcsvをメモ帳などで開く
- エンコードをUTF-16BEで保存
これで文字化けが防げます。ただしパソコンの設定によっても異なるので、EXCELをお持ちのかたはEXCELで文字化けしないように開き直して保存しなおしていただくのが簡単です。
このあと、InDesignのファイルや画像は名前を変えたりフォルダを移動させたりしないでください。InDesignが読み込めなくなってしまいます。