猫のかぎしっぽとは?原因・種類と「幸運を運ぶ」言い伝えを解説

猫のかぎしっぽとは?原因・種類と「幸運を運ぶ」言い伝えを解説

猫のかぎしっぽとは、しっぽの骨が途中や先端で鉤(かぎ)のように曲がったり折れ曲がったりしているしっぽのことです。

日本の猫には比較的よく見られる特徴で、「曲がったしっぽに幸運を引っかけて運んでくる」という言い伝えもあります。この記事では、かぎしっぽの原因や種類、言い伝えの由来までまとめてご紹介します。

猫のかぎしっぽは「尾曲がり猫」とも呼ばれる

猫のかぎしっぽとは、しっぽの先や途中が鉤状に曲がっているしっぽの通称で、「尾曲がり猫」とも呼ばれます。多くは生まれつき(先天的)のものとされ、しっぽを構成する骨(尾椎)の形によるものと一般的に説明されています。

まっすぐなしっぽの猫と比べると個体差が大きく、曲がり方や角度も一匹ごとに異なるのが特徴です。日本の猫の中では決して珍しいものではなく、街中や実家の猫にひょっこりかぎしっぽの子がいた、という方も多いのではないでしょうか。

かぎしっぽの主な原因

かぎしっぽの原因は大きく分けて「先天的なもの」と「後天的なもの」の2つがあるとされています。

一つ目は先天的(遺伝的)なもので、生まれつき尾椎が曲がっているケースです。日本の猫では珍しくなく、親から子へと受け継がれやすい特徴ともいわれています。二つ目は後天的なもので、事故やケガによってしっぽが折れ曲がってしまったケースです。

生まれつきのかぎしっぽは、基本的に痛みを伴わず、日常生活にも支障がないとされています。ただし、もともとまっすぐだったしっぽが途中から曲がった場合や、しっぽを触ると痛がるそぶりを見せる場合は、ケガや骨折の可能性も考えられます。気になる様子があれば、自己判断せずに獣医師に相談することをおすすめします。

かぎしっぽの種類

かぎしっぽと一口に言っても、曲がり方にはいくつかのバリエーションがあります。うちの子はどのタイプか、見た目の個性として楽しんでみてください。

種類 特徴
先曲がり しっぽの先端部分だけがくいっと曲がっているタイプ
くの字・カクカク型 しっぽの途中で「くの字」のように折れ曲がっているタイプ
巻き尾状 しっぽが丸くくるんと巻いたような形になっているタイプ
短いしっぽ(ボブテイル) しっぽ自体が短く、丸っこい形をしているタイプ

なお、短く丸みのあるしっぽは「ジャパニーズボブテイル」という品種としても知られています。同じかぎしっぽでも猫によって表情が違って見えるのも、魅力のひとつです。

「幸運を運ぶ」かぎしっぽの言い伝え

かぎしっぽの猫は、日本各地で「幸運を運ぶ猫」として親しまれてきたとされています。曲がったしっぽの形が「福を引っかけて持ってくる」「幸運をひっかけて離さない」ように見えることから、縁起の良い猫として語られてきたそうです。地域によっては商売繁盛の縁起物として大切にされてきたともいわれています。

もちろんこれはあくまで民間伝承として伝わってきたお話ですが、こうした温かい言い伝えを知ると、うちの子のしっぽがますます愛おしく感じられるかもしれません。

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記事の著者:サトウ ユイ(編集)

今春、新卒として令和出版に入社。大学在学中は学園祭のパンフレット制作やWebメディアのインタビュアーとして活躍。現在は同編集部門にて、サポート業務を行いながら、書籍やWebコンテンツのライター業務を担当。

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