【ZINEのサイズはどうする?】迷ったときの決め方ガイド~A5・A6・B6の違いと選び方~

【ZINEのサイズはどうする?】迷ったときの決め方ガイド~A5・A6・B6の違いと選び方~

結論から言うと、ZINEのサイズに「絶対の正解」はありません。内容やジャンルによって最適なサイズは異なり、自由に決めてよいのがZINEの魅力のひとつです。

とはいえ、実際に作るとなると「結局どれを選べばいいの?」と迷う方が多いのも事実です。この記事では、ZINEでよく使われる代表的なサイズの寸法と特徴を比較しながら、コンテンツの内容に合わせた選び方や、初めてZINEを作る方向けの具体的な目安をご紹介します。

ZINEサイズに決まりがない理由

ZINE(ジン)とは、個人やグループが自主的に制作・発行する小冊子のことで、サイズや体裁に関する公式なルールは存在しません。商業誌のように規格が統一されているわけではなく、作り手が内容やコンセプトに合わせて自由にサイズを決められる点が、ZINEならではの特徴です。

しかし、実際に多くのZINEで採用されている「定番サイズ」はいくつか存在します。まずはその代表的な3サイズを押さえておくと、サイズ選びの土台ができます。

ZINEで人気の3大サイズ比較(A5・A6・B6)

ZINEで最も一般的に使われるサイズは、A5・A6・B6の3つです。それぞれの寸法と特徴を以下の表にまとめました。

サイズ 寸法 特徴 向いている内容
A5 148×210mm 持ち歩きやすさと読みやすさのバランスが良い 文章メインのZINE。初めてなら迷ったらA5
四六判 127×188mm 文庫本に近いサイズ感で携帯性が高い 文庫本より少し大きく、手になじみやすい
小説・エッセイ・詩集など文章中心の本に向いている。
B6 128×182mm 文庫本より一回り大きいサイズ 小説や詩集などの読み物系

どのサイズも一長一短があり、優劣があるわけではありません。次の章で、内容に応じた選び方の考え方を見ていきましょう。

コンテンツの種類によるサイズの選び方

ZINEのサイズは「何を、どう見せたいか」を基準に選ぶのが基本です。文章がメインかビジュアルがメインかで、適したサイズの傾向が変わります。

  • 文章がメインの場合
    • A5やA6など小さめのサイズが読みやすく、集中して読ませたい小説・エッセイ・詩集などに向いています。
  • 写真やイラストを見せたい場合
    • 大きめのサイズにして紙面に余白を持たせると、ビジュアルが引き立ち見やすくなります。

このように、まず「読ませるZINEか、見せるZINEか」を決めることが、サイズ選びの第一歩になります。ZINE制作全体の流れについては、別記事「ZINEの作り方」で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

初めてのZINEで迷ったら?

内容やテーマ、写真と文章の比率、持ち歩きやすさで決めると選びやすいです。実際に既存のZINEや市販の本を手に取って、サイズ感や読みやすさを参考にするのもおすすめです。

迷った場合は、文章中心ならA5・B6・四六判、写真や作品を大きく見せたいならB5やA4など、見せたい内容から逆算すると決めやすいです。

内容やテーマがまだ固まっていない場合は、「ZINEのアイデア」の記事で企画のヒントを紹介していますので、サイズを決めたあとの企画立てに役立ててください。

変型サイズ(規格外サイズ)で作る場合の注意点

A判・B判にとらわれず、正方形や横長など「変型サイズ(規格外のカスタムサイズ)」でZINEを作ることも可能です。個性を出したい場合や、コンセプトに合わせた特別な形にしたい場合に選ばれます。

ただし、変型サイズは印刷会社によって対応可否や仕様が異なります。変型サイズで作りたい場合は、対応可能な印刷サービスを事前に選ぶ必要がある点に注意しましょう。

サイズを決めたら次は制作の流れへ

ZINEのサイズに正解はなく、文章メインかビジュアルメインか、携帯性を重視するかによって最適なサイズは変わります。まずはA5・四六判・B6の3つの定番サイズから、自分の作りたいZINEに近いものを選んでみてください。

サイズが決まったら、具体的な制作の流れは「ZINEの作り方」の記事、企画やテーマ作りは「ZINEのアイデア」の記事もあわせてご覧ください。

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記事の著者:サトウ ユイ(編集)

今春、新卒として令和出版に入社。大学在学中は学園祭のパンフレット制作やWebメディアのインタビュアーとして活躍。現在は同編集部門にて、サポート業務を行いながら、書籍やWebコンテンツのライター業務を担当。

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